artist-run-space merdre
What’s ûma et merdre?
café and shop ûma et artist-run-space merdre(カフェ アンド ショップ ウーマ エ アーティスト ラン スペース メルドル)は、 東京府中競馬場のかたすみにある純和風一軒家。アーティストカップル、芝辻ペラン ステファンと詩子のアトリエ兼住居の一部をカフェと多目的スペースに改築し、2011年5月から運営しています。
Artist-run-space merdre(アーティスト・ラン・スペース メルドル)はアーティストによるアーティストのためのスペースとして不定期的に展示やイベント、ワークショップなどを開催しています。
MERDRE(メルドル)とは、フランス語のmerde(英語の「shit」にあたるスラング)のスペル違いの造語です。1896年に初演されたアルフレッド・ジャリの戯曲「ユビュ王」の冒頭で感動詞として叫ばれ(発音は「merde」とおなじ。検閲を免れるために脚本にはmerdreと書かれていた)当時のブルジョワジーに大きなショックと敵意をよびおこしました。戯曲「ユビュ王」はのちのアヴァンギャルド アートに多大な影響を与えました。
私たちは21世紀におけるMERDREを目指し、国内外のアーティストの活動の場として、アーティストと共に成長して行きます。
merdre in 別府
artist-run-space merdreは大分県別府市のNPO法人BEPPU PROJECTが運営するアーティストのためのアトリエ兼住居、清島アパートに2012年4月より入居しました。
別府でも様々な企画展やアーティストの展示を月替わりで展開していきます。
オーナー/ディレクター ステファン芝辻ペラン
2001年 東京大学 情報理工学系研究科 石川小室研究室へ博士研究員として来日。
エクスペリメンタル ミュージックシーンに造詣が深く、2001年から2008年まで音楽レーベル Even Stilteを運営し、日本とヨーロッパのアーティストのCDをリリース。
2006年頃からおもちゃのギターなどを改造し、自作楽器の制作、演奏活動を開始。23N!, Droise, No Fork Droise, Nunk on Droise, 人間ドッグ・オーケストラ, 光線獣, TV BUG等、数々のプロジェクトを立ち上げ、都内各所のライブハウス、イベントスペースなどで活躍。2007年ヨーロッパツアー、2010年シドニーツアー、2011年中国ツアーを行う。
ノイズ パフォーマーとしての楽器制作の傍ら、インスタレーション作品の制作も開始し、東京のみならず、香港、サンパウロ、サンフランシスコでの企画展に参加。身体、性、共感覚に着目し、作品を制作している。
ディレクター/マネージャー 芝辻ペラン詩子
武蔵野美術大学映像学科卒業後、渡英。The Surry Institute of Art and Design University College( 現 University for the Creative Arts), BA(Hons) Animation 卒業。マンチェスターの人形アニメーションスタジオでの研修を終えて帰国。大人の女 性の着せ替え人形としてリバイバルした「ブライス」 のプロモーション映像ディレクターとなる。2007 年頃から、アニメーションのみならず、動くぬ いぐるみやオブジェの制作、発表を開始。基本的に社会派、ポップでシュールな世界観が特徴。